「今後のカーボン・クレジットの行方」
地球温暖化対策の施策として、経済産業省の主導のもと国内の中小企業の技術力向上も合わせた“国内クレジット制度”は、CO2削減により取得したクレジット売却益により広く企業に受け入れられ、今後の企業における経済と環境を両立させる有効な手法として期待されています。大分県におきましても学識経験者や実務経験者を招聘し、昨年から「大分県国内クレジット等利用促進協議会」を設立し、国内クレジット制度の普及・啓発を行っており、年々、国内クレジット制度取得案件も増えています。しかしながら、第2約束期間のカーボン・クレジットの取扱いが未だ不透明な状況が続くために、一部の業界の取組みが鈍くなりつつあります。そこで、今後、大分県だけでなく国際的な視野も加味しながら本事業を展開したいと考えております。
アジア太平洋国際学会の期間中の並行プログラムとして、同会場にて国際的な視点での今後のカーボンクレジットについて、議論できればと考えております。
ぜひ、ご参加頂ければと考えております。
大分県国内クレジット等利用促進協議会 事務局
(特定非営利活動法人地域環境ネットワーク 代表理事 三浦逸朗)
■場所:立命館アジア太平洋大学FⅡ棟2階222教室 http://www.apu.ac.jp/home/
■日時:平成23年11月27日(日) 12:30~16:30
■参加者;150名(行政、企業、市民 学会、APUの先生、学生等)
■参加費;無料
■言語:英語(通訳のレシーバーは30台用意・先着予約者優先)
■タイムスケジュール
<第1部>基礎編
12:30 挨拶 5分 アジア太平洋国際学会長 坂本和一 教授(APU初代学長)
挨拶 5分 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 環境対策課長 松崎治洋
12:40 「国内クレジットの現状」40分
カーボンフリーコンサルティング㈱ 代表取締役CEO 中西武志
<休憩>10分
<第2部>専門編 13:30~16:30
13:30 導入部分 10分 大分県国内クレジット等利用促進協議会委員
立命館アジア太平洋大学 塚田俊三 教授
13:40 話題提供1 30分 「電力節減対策としての排出権取引制度の活用」
立命館アジア太平洋大学 塚田俊三 教授
14:10 話題提供2 50分 「アジア低炭素化センターの活動とMRVの動向」
アジア低炭素化センター 課長 飯塚 誠
<休憩>10分
15:10 ディスカッション60分
<コーディネーター>
大分県国内クレジット等利用促進協議会会長 立命館大学 仲上健一 教授
<パネラー>
カーボンフリーコンサルティング㈱ 代表取締役CEO 中西武志
立命館アジア太平洋大学 塚田俊三 教授
アジア低炭素化センター 課長 飯塚 誠
<通訳>
立命館アジア太平洋大学 バハウ サイモン ピーター
■問い合わせ先;
特定非営利活動法人地域環境ネットワーク (担当;三浦逸朗)
電話;050-7548-6795 E-mail;nqg16270@nifty.com